- マウスピース矯正(インビザライン)とは
- マウスピース矯正のメリット・デメリット
- 負担の少ない歯型取りが可能なiTero element
- マウスピース矯正(インビザライン)で失敗しないために
- マウスピース矯正を成功させるために
- ハイブリッド矯正の対応も可能です!
マウスピース矯正
(インビザライン)とは
マウスピース矯正(インビザライン)とは、ワイヤーやブラケットを使用せずにマウスピース型の矯正装置を使って行う歯列矯正です。オーダーメイドのマウスピース型矯正装置(アライナー)は取り外しが可能で、約2週間ごとに次のステップのアライナーに交換し、少しずつ歯を動かします。ワイヤーとブラケットを使用した矯正よりも歯にかかる力が小さく一定なので、痛みが少ないです。また、取り外し可能なので、今まで通りの食事と歯磨きができます。アライナーは透明な薄い素材でできているため、見た目も目立ちにくいです。
マウスピース矯正の
メリット・デメリット
メリット
- 薄く透明なマウスピースなので矯正装置が目立ちにくい
- 食事や歯磨きの際に取り外すことができる
- 金属アレルギーの心配がない
- 痛みや違和感を最小限に抑えられる
- 他の矯正装置よりも通院頻度を抑えられる
デメリット
- 複雑な歯並びの場合、適応できないことがある
- 装着時間を遵守しないと、矯正治療の効果に影響が出る
負担の少ない歯型取りが
可能な
iTero element
マウスピース矯正(インビザライン)を始めるためには、まず歯型を正確に採取する必要があります。当院では3D口腔スキャナー「iTero element」を導入しているため、1分ほどで精密な歯型を採取することが可能です。従来のシリコン素材による印象採得よりも患者様への負担が少なく、デジタルデータでのスピーディーな対応が可能です。iTero elementでスキャンした歯型をもとに、歯科医師が調整しながらインビザラインでの緻密な治療計画を作成し、マウスピース型矯正装置の発注を行います。
マウスピース矯正
(インビザライン)で
失敗しないために
近年、多くの歯科医院での取り扱いが増えたマウスピース矯正ですが、沢山のメリットがある反面、マウスピース矯正を行って失敗した、後悔したという声を聞くこともあり、不安を感じている方もいらっしゃると思います。当院は矯正治療への豊富な専門知識と多くの経験によって、患者様お一人おひとりに満足していただけるマウスピース矯正を行っています。
患者様に合った適切な
治療計画のご提案
マウスピース矯正治療(インビザライン)の成功に重要なのは適切な治療計画を立てることです。当院では、一人ひとりのお口の状態や骨格に合った診断と、患者様との丁寧なカウンセリングによる緻密な治療計画で理想の歯並びを実現します。インビザラインはiTero elementでのデータをもとに3Dシミュレーション画像が作られますが、そこに担当歯科医師の的確な修正を加えることで最終的な3Dモデルを完成させます。また、治療中に想定外のトラブルでシミュレーション通りに進んでいない場合にも、経験豊富な歯科医師によって適切に対応することが可能です。
インビザラインに適応する
歯列状態かどうかしっかり
見極めます
骨格や歯茎、歯並びの状態によってはインビザラインの矯正では十分な効果が得られない、もしくは後戻りが起きやすいことがあります。また、ワイヤー矯正と併用した方が十分な効果が得られる場合もあります。インビザラインの適応の有無をしっかり判断するために、患者様との丁寧なカウンセリングを行います。
マウスピース矯正を
成功させるために
マウスピースの装着時間・
交換時期をしっかり
守りましょう
食事と歯磨きの時を除き、1日20時間以上装着することがとても大切です。装着のし忘れや、マウスピースを外している時間が長い場合、歯がうまく動かず治療計画とのズレが生じたり、マウスピースが合わなくなってしまったり、治療期間が長引く可能性があります。また、インビザラインは約2週間ごとにマウスピースを交換して歯を動かします。自己判断で交換時期を変更してしまうと治療がうまくいかなくなってしまうため、歯科医師の指示した交換時期を守りましょう。
口腔ケアをしっかり
行いましょう
インビザラインは着脱可能なので、他の矯正器具よりはむし歯や歯周病になりにくいですが、正しい口腔ケアを行う必要があります。磨き残しやマウスピースの洗浄が不十分だと、長時間のマウスピースの装着中に菌が繁殖してしまうので、デンタルフロスや歯間ブラシを使用し、丁寧な口腔ケアを行うことが大切です。むし歯や歯周病になってしまうと矯正治療を一時中断しなければいけない場合もありますので、スムーズな矯正治療を行うために口腔ケアをしっかり行いましょう。
違和感があったらすぐに
ご相談ください
インビザラインは約2週間ごとに新しいマウスピースに交換します。交換直後は、痛みや違和感が2、3日出ることがありますが、もし痛みや違和感が長く続くようでしたら、自己判断で次のマウスピースに進まずに早めに歯科医師にご相談ください。歯がうまく動いているか、マウスピースがしっかりはまっているのか、治療計画とのズレがないかを確認します。また、治療中に不安なことや気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
ハイブリッド矯正の
対応も可能です!
当院では、マウスピース矯正とワイヤー矯正を組み合わせたハイブリッド矯正にも対応しています。マウスピース矯正は、歯を内側や外側に動かすことには優れていますが、歯を前後に大きく動かすことはワイヤー矯正の方が優れています。マウスピース矯正とワイヤー矯正をうまく組み合わせることで、それぞれの特性を活かした効率的な矯正治療が可能です。マウスピース矯正を断られてしまった歯並びの方でも、ワイヤー矯正後にマウスピース矯正に移行するハイブリッド矯正なら適応できる可能性があります。気になる方は、お気軽にご相談ください。